講師としてワークショップに参加する際、会場入りから始まる段階で注意すべきポイントがあります。以下にその一連の流れと注意点をまとめました。
会場入り前の準備
- ワークショップで使用する商材や資料を持参しているか確認します。
- 自己紹介など参加者に向けて話す内容を最終チェックし、必要な修正や追加があれば行います。
- ワークショップの進行に関すること(時間配分や段取り)をイメージしておきます。
POINT
開催場所の特長や天候など、共通の話題になりそうなことを下調べしておくと、コミュニケーションの場に於いて役立ちます。
会場入り後の準備
- ワークショップ開始の約30分前ぐらいまでには会場へ到着できるようにしておきます。
- 会場に到着したら、主催者やスタッフへの挨拶と打ち合わせを行います。会場の設備や用意されている環境を把握し、空調など含め必要な調整を行います。
- プロジェクターやマイクなどの機器の動作確認を行い、万が一のトラブルに備えます。
- 参加者が入る前に会場を見回し、自分の立ち位置や資料の配置、参加者との視線の調整などを行います。
参加者をお出迎え
- 参加者が来られたら、笑顔で挨拶をし、リラックスした雰囲気を作ります。
- 親しみやすく、また礼儀正しく接することで、好印象を与えることでき、コミュニケーションが活性化されます。
例として…
会話をする際は、参加者と目線の高さを合わせる - 早めに会場入りされた参加者へは、なるべく声をかけることで、待ち時間の経過を気にすることが軽減されます。
例として…
「今日は天気があまり良くないですね。足元が悪い中お越し頂きありがとうございます。」
「(ワークショップの)ご参加は何回目ですか?」
「(ワークショップは)何でお知りになられましたか?」
「どちらからいらっしゃったんですか?」
「何か習いごとはされてますか?」
など
開会前のリラックス
- 時間に余裕があれば、開会前にアイスブレイクを行い、緊張をほぐします。
例として…
参加者同士で自己紹介をしてもらう
全員に「今日の朝食は何でしたか?」など同じ質問を投げかけて、順番に答えてもらう - ワークショップの成功をイメージし、自信を持って開始することが重要です。